ミッドセンチュリーのスポーツシューズをコンセプトに、最高級品質のバルカナイズ製法で作り上げた一足。1873年から140年以上の歴史を持つ、日本最古のスニーカーメーカーにて製作。多くの工程に職人の手仕事を必要とし、手間を惜しまず品質にこだわり抜いた、究極のフットウエアです。
(デザイン)
クラシカルな雰囲気を持ち、経年と共に持ち主の色に変化していくキャンバスボディ。ベーシックな型底仕様に、ラウンドしたトーキャップと個性的なトーバンパーがヘリテージテイストを添える。ハトメ飾り部分を2重にすることで、ツートーンを活かしたデザイン性とレースアップの耐久性を向上。今期はブラック×ホワイトと、黒のラバーパーツが足元を引き締める新色ホワイト×ブラックをご用意。そして、雰囲気を変える黒/白2タイプのシューレースを付属。
(木型と成型)
オーセンチックなスタイルをベースに10万人以上の日本人の足型から研究開発されたラストを使用し、アッパーの吊り込みからパーツの取り付けまで手作業で行う。非常に多くの手間を要するため現在は希少となりつつあるが、この職人の手作業こそが最高級品質の基盤であり、国産スニーカーの誇りである。機械生産とは異なり、足をやさしく包み込みしっかりとフィットする、ストレスの無い着用感を生み出す。
(バルカナイズ製法)
加硫釜製法とも言われ、スニーカーづくりの仕上げにして最も大切な工程。1830年代にアメリカで発明されたスニーカーづくりの基本であるが、現在はその労力から希少となりつつある。吊込みやパーツの取り付けを終えたスニーカーに底金型をセットし、大きな釜で熱と圧力を掛けつつ加硫剤を加えてゴムを硬化(加硫圧着)させながら、同時にアウトソールを成型する製造方法。アッパーとソールの結合が強い上に、ホクシングテープで外周の接着も加わることで、横や斜め方向の負荷にも非常に高い耐久性を発揮する。ゴムとキャンバスという2つの異なる素材をしなやかにかつ強力に固着できるため、発明より170年以上経った現在でも重宝される製法である。
Size…22.0-29.0(cm)
Color…Black- White
Material...Upper:Cotton / Sole:Rubber